問題
あなたは5人のキャンパーがいるキャンプ場にやってきました。
彼らは天使か悪魔で、天使は常に真実を話し、悪魔は常に嘘をつきます。
キャンプ場には5つのテント(A, B, C, D, E)があり、5人のキャンパー(1~5番)はそれぞれどこかのテントに1人ずつ泊まっています。
彼らは以下の発言をしました。
-
1番のキャンパー:「私はテントAにいる。そして3番のキャンパーは悪魔だ。」
-
2番のキャンパー:「テントBには天使がいる。」
-
3番のキャンパー:「テントCには悪魔がいる。そして私は天使だ。」
-
4番のキャンパー:「テントDは私のものだ。そして2番のキャンパーは天使だ。」
-
5番のキャンパー:「テントEには天使がいる。」
このうち天使は3人、悪魔は2人です。
彼らの発言と条件から、誰が天使で誰が悪魔かを特定し、各テントに誰がいるかを明らかにしてください。
ヒント
-
天使の発言は必ず真実なので、矛盾しないかを一つずつ確認しましょう。
-
悪魔の発言は必ず嘘なので、真実とは正反対です。
-
全員の発言を照らし合わせて、矛盾のない組み合わせを見つけましょう。
答え
天使:1番、2番、4番
悪魔:3番、5番
テントの割り当て:
- テントA:1番のキャンパー
- テントB:2番のキャンパー
- テントC:3番のキャンパー
- テントD:4番のキャンパー
- テントE:5番のキャンパー
解説
- 1番のキャンパー:「私はテントAにいる。そして3番のキャンパーは悪魔だ。」
もし1番が天使なら、テントAは正しく、3番は悪魔。
- 2番のキャンパー:「テントBには天使がいる。」
もし2番が天使なら、テントBには天使(2番自身)がいる。
- 3番のキャンパー:「テントCには悪魔がいる。そして私は天使だ。」
ここで矛盾が生じる。3番が天使なら「テントCには悪魔がいる」が真となるが、自分を天使と称しているため矛盾が発生。よって3番は悪魔。
- 4番のキャンパー:「テントDは私のものだ。そして2番のキャンパーは天使だ。」
4番が天使なら、テントDは4番のものであり、2番も天使。発言に矛盾はない。
- 5番のキャンパー:「テントEには天使がいる。」
5番は悪魔であるため、テントEには天使はいない(5番自身がそこにいる)。
すべての発言を検証した結果、矛盾なく成立するのは以下の通り
-
天使:1番、2番、4番
-
悪魔:3番、5番
テントA~Eはそれぞれ1番~5番のキャンパーが入っている。
このように、発言の真偽を1つずつ丁寧に検証し、矛盾しない組み合わせを見つけることで答えが導き出せます。